ちょっと待って!お肉の生食

メリー

2011年05月02日 11:44

たまにはホットな話題を

ゴールデンウィークということで外食が増えていると思います。
ですがこの時期、食中毒による危険も増加する次期なので注意が必要です。


<カンピロバクターについて>
カンピロバクターは元々家畜の腸にいる細菌なので、肉に付着する菌をゼロにすることは非常に困難です。
カンピロバクターは100個程度と比較的少ない菌量を摂取することにより感染が成立することが知られています。
(サルモネラなどは増殖しないと発祥原因にはなりませんが、カンピロバクターは新鮮な状態でも発症原因となるわけです)
今日の食肉又は食鳥処理の技術ではこれらの食中毒菌を100%除去することは困難とされています。
したがって、食中毒予防の観点から若齢者、高齢者のほか抵抗力の弱い者については、生肉等を食べないよう、食べさせないようにしましょう。



<厚生労働省・カンピロバクター食中毒予防についてのQ&A>

今日の食肉又は食鳥処理の技術ではこれらの食中毒菌を100%除去することは困難とされています。したがって、食中毒予防の観点から若齢者、高齢者のほか抵抗力の弱い者については、生肉等を食べないよう、食べさせないようにしましょう。。(上記ページから抜粋)


<東京都福祉保険局・ちょっと待って!お肉の生食>

肉の生食による食中毒予防のポイント (上記ページから抜粋)
1 お肉は生で食べると、食中毒になることがあります
とりわさ、レバ刺しなどによる食中毒の原因菌である「カンピロバクター」や「腸管出血性大腸菌(O157など)」は、少量の菌で食中毒を起こします。新鮮であっても、菌が付いている食肉を生で食べれば、食中毒になる可能性があります。

2 子どもが食肉を生で食べると、特に危険です
カンピロバクターによる腸炎は、子どもに多く発生します。また、腸管出血性大腸菌(O157など)による食中毒では、合併症で溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症する率が子どもにおいて高く、腎機能障害や意識障害を起こし、死に至ることがあります。子どもも含めて、カンピロバクターによる食中毒の後、手足の麻ひ、呼吸困難等を起こすギラン・バレー症候群を発症することがあります。

3 「生食用」の牛肉、鶏肉は流通していません
厚生労働省は、「生食用食肉等の安全性確保について」の通知で、生食用食肉の衛生基準を示していますが、平成20年度にこの通知に基づいた生食用食肉の出荷実績があったのは、馬の肉・レバーだけでした。牛肉については国内と畜場から生食用としての出荷実績はなく、一部生食用として輸入されているものがありますが、その量はごく少ないものと考えられます。また、鶏肉は生食用の衛生基準がありません。したがって、牛肉、鶏肉は、生で食べると食中毒になる可能性があります。


<政府広報オンライン・ご注意ください!お肉の生食・加熱不足による食中毒>



以上、加熱が必要なだけにホットな話題でしたヽ(´ー`)ノ

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