どもどもヽ(´ー`)ノ
あけまして
おめでとうございまーす(遅)
本年もよろしくお願いします。
まあ、今年最初の書き込みが
去年12月25日の パンク歌舞伎"リア王" なので
今年も「推して知るべし」ってとこですねヽ(´ー`)ノ
さて、昨年の12月25日
この日はホワイトクリスマスでした。
音響のまさきさんが紹介してくれなかったら
存在すら知らなかったパンク歌舞伎ですが
会場に到着してみると、既に行列が(゜∇゜)
あまりの人の多さに予定されていた時間より30分も前に開場
1時間前に着いていてよかった(゜Д゜)
能楽堂ということで
やっぱり通常のホールと比べてちょっと客席が少ないイメージ
(市文小ホールが400席くらい、能楽堂で600席くらい)
正面最前列が埋まっていたので
我々は脇正面と呼ばれる位置の最前列に陣取りました。
これは私の好みですね(゜∇゜)
前に歌舞伎を見たときに
あ、歌舞伎は自分にとって迫力や絵面を楽しむものだな、と思い
前のほうでみたほうが楽しめるものだったので
今回のパンク歌舞伎がそれに当たるかどうかはわかりませんでしたが
できれば近くで見たかったのです(゜∇゜)
さて、今回のネタは"リア王゛
パンフレットを見るとあらすじが書いてある
相関図まで書いてあり、姫が3人、それぞれの夫がいて
執事やら使用人やらが居て、となかなか面倒くさい。
原作どおりやると5、6時間かかるものを
2時間にまとめたという、
しかもこれはパンク歌舞伎ということでガンガン鳴り響く音楽の中
歌と踊りと物語を進めていく、ということで
ま、話わからなくてもいいかー(゜∇゜)
と想っていました。
が、
ちゃんと見てたら話わかったよ・゚・(ノД`)・゚・
グロスターが誰に仕えているのかとか
ちょっとわかりにくいところもあったけれども
多分そこは元々わかりにくいところで
まぁ、いいか(゜∇゜)と
それよりも大音響で流れる音楽の迫力と
歌や踊り、余興のような小競り合い
そして戦争シーンの大立回り、と
盛りだくさんの内容はどれも見ごたえがあり
新しいものをドンドン取り入れて生み出していく様は
まさに歌舞伎!と思いました。
そして通常、歌舞伎座で行われる歌舞伎とは違う部分もたくさんあります。
「見取り」と呼ばれる方式で演じる通常の歌舞伎は
物語のうち、名シーンだけを切り取って演じるのが通常で
お客はその情景やケレンに集中して見ることになります。
逆に話を知らないと置いてけぼりになることも…
それに対して今回のパンク歌舞伎では
話の筋は残しており、
女性出演者も多数居て、
現代行われている歌舞伎の形式というものには
まったくこだわっていないのがわかりました。
実は、逆にそこがまた歌舞伎だなぁ、と想ったり(゜∇゜)
役者ではプレイボーイのエドマンド役の人がカッコよかった( ̄∇ ̄)
狂気じみた笑いなんかがツボでした。
阿呆の役の人は、バレエの経験があるのか
滑らかで綺麗な、でもおどけた拍子で役柄にマッチさせていてすごく良かったです。
あとは弁慶と牛若も楽しかった。どっちかというと弁慶のほうがツボでしたが。
って書いても見とらん人にはわからんね(´・ω・`)ごめん。
とうわけで年明けしょっぱなからの
パンク歌舞伎レポートでしたヽ(´ー`)ノ