月が青かったり赤かったりするワケ

さて、ついこのあいだが中秋の名月、
ということでお月見をしたかたも一杯いらっしゃると思います。


そんな私もちょっとだけパチリ



さて、この月の色が見るたびに違うような気がしているかた
アレは実は気のせいではないんですヽ（´ー｀）ノ

月が高い所にあると青く見えて
低い所では赤く見えるワケ…。


それはドップラー効果です！


嘘です（こら）（・∀・）



月が上のほうにあるときに青く見えるのは「プルキニエ効果」
視界を暗く暗く光を弱く弱くしていくと青っぽく見えるようになるらしいです。
これは、人間の目のほうに起きる現象で

人間は明るい所では赤いものを鮮やかに、
逆に暗いところでは青いものを鮮やかに感じるというもの。

確かに、月が青く見える夜は月に限らず
星明かりも青く見えたりしますよね（￣∇￣）


逆に、月が下のほうにあるときに赤く見えるのは「散乱」によるもの
光も大気の層に（そこにある水蒸気とか塵とかに）ぶつかって弱まっていくんですが
そこでぶつかりにくいのが赤色の光

だから、地平線に近い状態のほうが通る大気の層が分厚いので
そのぶん青い光が弱まって残った赤い光を目に感じることになるんですねぃ。
夕日が赤いのと同じ。




よく、「月が赤い夜は何かが起きる…。」みたいな話がありますが
ひょっとしたら空気の層が濃くなって
上のほうにある月も赤く見える
そんな夜を指しているのかも知れませんねヽ（´ー｀）ノ